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返済の疑問と回答

返済の疑問に対する疑問に対して、わかりやすく解説します。
尚、一般的な返済方法などは省略し、例外的な例のみを集めていますので、ご了承下さい。
一般的な返済方法等は、学生ローン各社ホームページ等でご確認下さい。

●万一利息に満たない返済をした場合どうなるか?
例えば、実質年率17.0%で20万円を借りていた場合、1ヶ月あたりの利息は約2,800円です。
毎月の返済額がこれ以上であれば問題ありませんが、「以下」だった場合はどうなるのでしょうか?

毎月の返済額を2,000円ずつ返した場合、利息額に満たないので、足りない分は「不足金」として処理されます。
不足金については、金額や回数で問題となる場合とそうでない場合に分かれます。
不足金が小さい場合は、次回返済時に清算すれば済みますが、金額が大きくなると回収の対象となりかねません。

不足金の問題点は、実は本人が気づかないうちに溜まりに溜まってしまうケースが多い事にあります。
上の例で毎月の利息額が2,800円のところ、毎月2,000円しか返済をしていなかった場合、毎月800円の不足金が発生します。
これを10ヶ月も続けてしまうと不足金は8,000円となり、督促の対象となってしまう場合もあります。
では、こうした状況を学生ローンはなぜ早めに教えてくれなかったのか?
こういう疑問を持たれる方もいるかと思いますので、説明致します。

学生ローンはコンピューターで管理していますので、毎月の返済が確実に実行されていると「人間」は何が起きているのかわかりません。
遅延も発生しない為、督促状も出ません。
では、どういう時に学生ローンは気づくのかというと、不足金の額がある一定ラインに到達すると気付きます。
一定ラインは、学生ローンによっても異なりますし、その時の社内事情によっても変わってきます。
例えば、不足金が1万円以上の人を抽出する設定をしていた場合、不足金8,000円ではまだ抽出されません。
したがって、学生ローンの社員は全く気付かないのです。

では、抽出条件を3,000円とか5,000円に下げれば良いじゃないか!と思う人もいるでしょう。
当然です。
しかし、抽出条件をあまり広げすぎると、膨大な数が抽出されてしまい、一人一人連絡を取る事が困難となります。
こうした事情もあり、抽出条件を絞っているわけですが、ある程度は自己管理も必要という事でしょう。

●支払いが遅れそうだが、家に通知が来ないか心配だ。
学生ローンの場合、通常2~3週間程度の遅れは心配いりませんが(連絡は必要)、1ヶ月位延滞すると督促状が送られてきます。
一人暮らしであれば誰かに見られる心配はありませんが、親と同居の場合は見られてしまう可能性は否定できません。
そこで、学生ローンでは支払いが遅れそうな時、電話を入れていつ払うかの約束をしておけば、コンピューターにその旨を入力し、督促の発送を止めてもらう事ができます。
ただし、何度も同じ手は通用しませんので、そのあたりは十分留意しておきましょう。

●バイトが変わり、給料日が変わったが、支払日は変更できるのか?
毎月の支払日は、電話1本で変更できます。
ただし、学生ローンによっては、次の今までの支払日に一度入金する必要がある場合があります。
その入金分で、次回支払日を調節します。
入金がないと、延滞となってしまう恐れがありますので、注意しましょう。
支払日の変更は重要ですので、メールなどではなく、必ず電話で意思の疎通をはかるようにしましょう。

●振り込みで返済の際、名前の後ろに会員番号入れるよう言われたが・・
これは同姓同名の他のお客さんと見分ける為に必ず必要なものです。
銀行のATMでは、数字に変換するボタン「数」や「英数字」等で、名前入力後に続けて入力して下さい。
尚、コンビニのATM等では、会員番号の入力ができないケースが多い為、そのようなケースでは各学生ローンの指示に従うようにして下さい。

●銀行振り込みや現金書留の場合、いつ振り込まれた事になるんだろう?
銀行振り込みの場合、午後3時前でしたら当日扱いで振り込まれます。
厳禁書留の場合ですと到着まで2~3日かかる場合がありますので、少し余裕をもって送金するようにしましょう。

●領収書などは送られてくるのだろうか?
銀行振り込み等での返済の場合、基本的には領収書は郵送されません。
希望する場合は、電話でその旨伝えるようにしましょう。
尚、領収書については入金処理時に発行される為、必要な場合は入金前に電話で伝えておきましょう。