情報管理に関する疑問と回答
学生ローンでは申し込みをすると、個人情報をいろいろ聞かれます。
氏名・生年月日はもちろん、住所や電話番号といった個人を特定する情報は、全て個人情報に該当します。
学生ローンの申し込みをためらう多くの人は、この個人情報について不安視する人が大勢います。
ですが、心配はしなくて大丈夫です。
学生ローンにおいて個人情報の漏えいは死活問題であり、コンプライアンスの観点からも重要な位置づけにあります。
当然、個人情報の徹底管理は社員一人一人に周知され、滞りなく行き届いているのです。
●個人情報の漏えい
個人情報の漏えいは、どのような経路を辿って起こるのでしょうか?
まず第一に考えられるのが、インターネットを経由する情報漏れです。
最近の個人情報漏えいのほとんどがインターネット経由と言っても過言ではありません。
しかし、学生ローンでは顧客情報をインターネットに接続している会社は1社のみで、(残高照会等のサービス目的)他は一切接続していません。
他社の借り入れ情報等を取得する手段は専用回線が用いられ、貸金業者以外は利用できない仕組みになっています。
内部による情報の持ち出し
情報漏えいの原因で2番目に多いのが、内部の人間による情報の持ち出しです。
内部の人間による情報の持ち出しは大いに懸念されるところですが、学生ローンではこれもしっかりと目を光らせています。
例えば、信用情報の取得は担当者を入力しなければなりませんし、大手のように一度に情報を取得するようなバッチシステムは構築されていません。
つまり、1件1件手動で情報を取得する必要があり、このような作業を他の誰かに気づかれずに実行することは、ほぼ不可能でしょう。
万一これらの行動が発覚した場合、当然責任を追及され、会社に留まる事は不可能になります。
正当な解雇理由ですから、不正解雇で訴えられるリスクもありません。
むしろ、リスクは実行しようとした者にあるでしょう。
●学生ローンのリスク管理
学生ローンでは、個人情報の漏えい防止策として、一定の基準を設けています。
例えば、顧客を管理するパソコンの画面は、要件が済んだら消すというルールがあります。
当然、PCを操作するには担当者番号を入力する必要があり、不正操作はまずできません。
また、電話の問い合わせも普段何気なく答えているように思う人もいるかと思いますが、実はかかってきた携帯電話の番号で確認をするようにしています。
非通知の場合などは生年月日や会員番号等で確認するようにしています。
●個人情報の取り扱い
個人情報の取り扱いは、申し込み者に対して説明と同意を得る事が義務付けられています。
まず、申し込み時に他社の利用がないかどうかの有無を確認する事、そして、契約が成立した場合は、個人情報を信用情報機機関に登録する事などを説明し、同意を得ます。
身分証なども預かる際はコピーを取る了解を得る必要があり、学生ローンではこれらのコンプライアンスをきちんと守って営業をしています。