その他の注意点
さて、これまで学生ローンの様々な疑問点に対して解説をしてきましたが、ここでは総合的なまとめ解説をしたいと思います。
1.申し込みについて
まずは申し込みについて少し説明します。
学生ローンはもとより、消費者金融でお金を借りるには年収の申告が必要です。
大手消費者金融の場合、収入を証明するものが必要になりますが、学生ローンの場合は必要ありません。
これは、法的に必要要件を満たさない為です。
必要要件は、1社で50万円ン以上貸し付ける場合や、他社との合算額が100万円を超える場合に必要となります。
学生ローンでは融資相手が学生に限られる為、この条件に該当する場合はそもそも審査が通りません。
したがって、必然的に学生ローンは収入証明を必要とする事がないのです。
●申し込み時の注意点
インターネットで申し込む際、マレに実在する学生ローンと同じ会社名で営業する悪質なヤミ金業者がある場合があります。
最近はあまりみかけませんが、一時期流行った事があり、事情を知らない学生さんはわけもわからず引っかかってしまうおそれがあります。
登録番号の確認と、必ずインターネットで会社名検索をするようにして下さい。
貸金業法では、営業で表示する電話番号やメールzドレスなどは、必ず監督機関に届け出をしなければなりません。
もし、今あなたが電話をかけた相手の番号が、会社のホームページに記載されていない場合(通常はトップページに表示があるはずです)は、要注意となります。
くれぐれも気を付けて下さい。
●返済における注意点
まず気を付ける事は、毎月の支払日を確実に把握するという事です。
通常、学生ローンでは、毎月の支払日の前後何日以内に返済をするよう求めています。
毎月入金日がバラバラになると、何月分として入金処理をするかあいまいとなってしまう為、支払い日より何日以上早い入金分は、臨時の返済扱いとするルールを独自に設けています。
これが理解できていないと、意図としない延滞が発生するおそれがありますので、必ず理解するようにして下さい。
また、会社によって返済方法が異なりますので、その会社のルール説明をよく確認して下さい。
例えば、同姓同名と区別する為に、銀行振り込みで返済をする際に必ずルールがあるはずです。
名前+会員番号であったり、名前+生年月日という場合もあります。
その他、送金後にWeb上から送金した事を知らせる為のページを設置している会社もあります。
会社ごとにルールは異なると思いますので、必ず確認するようにして下さい。
●登録内容に変更があった場合
住所や電話番号、アルバイト先など、会員登録内容に変更があった場合は速やかに変更届を出すようにしましょう。
住所変更をほったらかしにすると、強制的に住所を実家に変更される場合があります。
返済が遅れると、当然督促状が発送されますが、強制的に実家に変更された場合、実家に郵送されてしまうので注意して下さい。
住所変更は電話1本でできますし、営業時間内に電話ができない場合は、ホームページに専用の住所変更ページを設置している事が多いので、夜中にスマホから変更する事も可能です。